オリンパスのカメラ

オリンパスのカメラ

語り手:米村さん
聞き手:原田陽人
2026年03月11日

海士町の福祉施設で勤められている、、米村さんにお話を伺いました。

このカメラですね。今使っているのはオリンパスの3代目で、旅行にも仕事にもいつも一緒に連れて行っています。社協(海士町の社会福祉協議会)の広報用に写真を頼まれることも多くて、よく写真を撮っています。カメラに興味を持ち始めた頃は、カメラをデザインの可愛さで選んでいたんですけど、撮っていくうちに「もっとこうしたい」と欲が出てきて。気づけばレンズも望遠、単焦点、マクロ…と増えていきました。

カメラに本格的に関わるようになったのは、いつ頃からだったんですか?

きっかけは、大学卒業後に就職したヨドバシカメラです。私は中国の大学で中国語を専攻していたんですが、卒業後は新宿のヨドバシカメラに就職して、カメラ売り場に配属されました。当時はインバウンド需要がすごくて、中国人観光客向けにカメラを販売していたんです。接客しながら自然と機種やレンズの知識も増えていき、自分でも使ってみたくなって。それで自分のオリンパスを買ったんです。あと父が映像関係の仕事をしていて、小さい頃から写真やビデオが身近だったということもあると思います。

これまでで、中国以外で住んだことのある国などはありますか?

そうですね。中国以外にも、北海道や沖縄など国内を転々としたり、マレーシア・カナダなんかにもワーキングホリデーで住んでいました。現地で働いたり暮らしたりすることで、その国の人の暮らしに触れられるのが好きなんですよね。カナダにいた時は、国立公園近くで自然に囲まれた生活を満喫してました。どこへ行くにも「嫌だったら帰ってくればいい」という気持ちがあるので、色々なところにフットワーク軽く動けるんですよね。実際のところ、行ってみて嫌だったということはあまりなくて、どの場所にも全部「行ってよかった」と思っています。

日本国内に留まらず、色々なところに住まれる理由はなんですか?

私は「人と関わること」が好きだからですね。旅行先で見る景色も素敵だけど、その土地の人と一緒に暮らして、話していく中で、初めて「その場所のことを本当に知った」と思える気がします。中国やマレーシア、カナダでもたくさんの国籍の人と友達になって、今でも連絡を取り合っていますね。海外に出て価値観が変わったという人もいますが、私の場合は特別、誰か一人に価値観をガラッと変えられたわけではないけれど、出会った人すべてから少しずつ影響を受けて、今の私ができていると思っています。

米村

米村さん

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島根県海士町で始まった「モノとカタリ」プロジェクト。 思い出のモノを通して、島に住んでいる人・訪れた人の「人生の物語」を聞きます。

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