海士町で大工をされている、星さんにお話を伺いました。
このサーフボードだよ。これは昔、友達からもらって俺の結婚式の時にウエディングボードとして使ったものなんだ。こうやって結婚式とか家に来てくれた人に名前を書いてもらってるんだよね。
サーフィンはいつ頃から始められたのですか?
幼少期から興味はあったね。だけど始めたのは、専門学校を卒業して松江で土建屋をしている時に、友達に勧められたのが始まりだね。そこから2年くらい勤めて、横浜に移動して独立して基礎関係の会社を始めた。その時に出会ったのが妻なんだよね。2人ともサーフィンが好きだったから一緒にサーフィンをしたのが始まりだね。
サーフィンは難しいイメージがあるのですが、すぐ慣れましたか?
もちろん最初は全くできなかったよ。でも、俺は高校でレスリングやってたから、レスの”なにくそ精神”(何度できなくても、なにくそと思い諦めずやる精神)で何度もやって、段々できるようになっていったな。俺は松江では土木、横浜では基礎、海士町では大工と建築関係でとはいえど、毎回やったことない仕事をしているんだよな。だから、毎回知らないことも多いけど、この精神でやっている。
他にもレスリングから学んだ精神はありますか?
うーん。適当にやっていたら、自分に返ってくるってことかな。普段の練習で「このくらいでいいか」と手を抜いていたら試合でいい結果が出ない。これはどんな小さなことでも言える、例えばあそこにある(インタビューは星さんの家にお邪魔している)階段だってそうだよ。もし、俺がこの階段をが作る時に、ここでいいか(階段の設置場所)と手を抜いて適当に設置したら、使いずらい場所に階段があって、これから生活をするのに困っていたかもしれないしね。

