母から受け継いだフライパン

母から受け継いだフライパン

語り手:切羽さん
聞き手:原田陽人
2026年03月09日

11年に海士町に移住され、カフェを海士町で運営されてる大海さんにお話を伺いました。

この卵焼きフライパンで、これはもう亡くなった私の母が使っていたものなんだよね。それで今は私が息子のために、これで卵焼きを作っているね。

やはり受け継いだ物っていいですね。このフライパンをみて思い出す情景ってどんな感じですか?

うーん。父が小説家で家に出版社の人が毎日のようにきていたから、母が一日中料理していたんだよ。夜ご飯とかも、家族以外の人も一緒に食べることが多かったり、父が食についてのこだわりが強かったんだよね。だから毎晩3時間くらいかけて話しながら食べていて、そんな感じで楽しく食卓を囲っている情景を思い出すね。

時間をかけてご飯を食べたり、食についてのこだわりが強いご家庭であったのが、今やられている崎カフェなどにも繋がってきたりしているのですか?

そうだね。小さい頃から母が料理してる時に、(手伝わせて!)とか言ってたから、その影響も大きいんだろうね。私はプロではないけど、毎回料理を作る時には自分の100%を出して作っているよ!

以前頂いたことがありますが、ほんとに美味しかったです!卵焼きを作る際には、お母さまの味を真似て作られたりするのですか?

やってみようと頑張ったことはあるけど、できないね。材料・火加減・やり方とかはわかっているけど、どうしても同じ味にはならないね。たぶん作る時に"その人の生き様"が出ると思うんだよね。だからそれを含めて料理って言うんだと思う。

切羽

切羽さん

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モノとカタリ

島根県海士町で始まった「モノとカタリ」プロジェクト。 思い出のモノを通して、島に住んでいる人・訪れた人の「人生の物語」を聞きます。

海士町について

島根県隠岐郡海士町
日本海に浮かぶ、人口紏2,300人の小さな島。島の全体が国立公園に指定されるほど、自然豊かな島。
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