みんなからもらった三味線

みんなからもらった三味線

語り手:竹内さん
聞き手:原田陽人
2026年03月09日

海士町に7年前に移住され、学習センターで勤められいる竹内さんにお話を伺いました。

この三線だね。俺は海士町に移住する前に、2011年に前職であるKUMONの職員として、沖縄に転勤したんだよね。それから4年ほど勤めて、離島する際にお世話になったKUMONの先生方からいただいたものなんだよ。実は先生方、160人くらいにカンパして買っていただいたものなんだよね。

160人から買ってもらったなんて、とても嬉しいですよね。これをきっかけに三線を始められたのですか?

これがきっかけってわけでないんだけど、沖縄に転勤してきた際、先輩の一人が会社に借りた三線を持ってきたんだよね。そんでちょっと弾いてみたら意外と弾けたというのと音が好きだった。そんな時に公文の新春パーティーの余興を5人みんな(会社に三線を持ってきた先輩を含め)三線でしようということになり、初めて三線を買ったんだよね。

そうなんですね。沖縄と聞き「なんくるないさ」という言葉が思い浮かびました。沖縄ではその精神を感じましたか?

実はなんくるないさという言葉の前には「まくとぅそーけー」というのがあるんだよね。これはちゃんと誠実にやっていれば、なんとかなるさという意味なんだよね。あと、沖縄の人は楽しそうだなと思ったんだよ。沖縄の人は台風などがきたら、TSUTAYAでDVDを借りたり、カップラーメンを買ったりして、その中でできるだけ楽しもうとしている人が多かった。

なんくるないさって誠実にいることについての言葉だったんですね。沖縄から離島して少し経った後、海士町に移住されたわけですが、どんなところに魅力を感じたのでしょうか。

そうだね。直感的にすごく大きなエネルギーを感じたのだよね。大好きな島を守るために頑張っている人が多い、文句を言う人が少ないっていうのもあったね。俺が思うに、純粋に人間ていうのは、人のために少しでもプラスになるような行動をすると思うんだよね。それがしている人が多い海士町に住むことで、自分のありのままの姿で居れると考えたからだと思う。

海士町にはプラスにしようとしてくれる人が多いですよね。僕自身も、そのような人とご縁があり関わらせいただいているのはとても嬉しいです。

ほんとにそうだね。ご縁でいえば俺が以前、福岡でお会いした人から学んだことがあるんだよね。その人がおっしゃてたことで、「目の前のことを面白がって全力で取り組んでいくことで、自分の想像を超える未来が開けるかもしれない」というのがある。俺も目の前の良いことだけでなく、嫌なことも面白がった結果、海士町にたどり着いたんだよ。

竹内

竹内さん

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モノとカタリ

島根県海士町で始まった「モノとカタリ」プロジェクト。 思い出のモノを通して、島に住んでいる人・訪れた人の「人生の物語」を聞きます。

海士町について

島根県隠岐郡海士町
日本海に浮かぶ、人口紏2,300人の小さな島。島の全体が国立公園に指定されるほど、自然豊かな島。
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